学生生活を送っていると、アルバイトで賄いきれない出費が発生することも少なくありません。学生が使い道の自由な融資を受ける方法は、主に2つあります。「カードローン」と「学生ローン」です。
利用条件を満たすのであれば、使い勝手の良いカードローンがおすすめです。この記事では、学生でも利用できるおすすめのカードローンを4つ紹介します。
今すぐおすすめランキングが見たい方は、下のボタンを押してください。
カードローンを使用する際の審査基準や学生ローンとの違いもお伝えします。学生で資金の借り入れを検討している人は、この記事を読めば自分にあうカードローンを見つけることができるでしょう。
Contents
学生が利用可能なおすすめのカードローン4選とその特徴
学生が利用可能なカードローンの中で、おすすめのカードローン会社は以下の通りです。
- セブン銀行カードローン
- みずほ銀行カードローン
- 三井住友銀行カードローン
- アコムのカードローン
一般的には消費者金融よりも銀行のカードローンの方が金利が低いので、学生でも安心して借り入れできます。しかし、銀行のカードローンは審査が厳しい傾向があるので、実際に借り入れできるかは審査を受けてみないと分かりません。
まずは銀行のカードローンに申し込み、審査に通らなかったら消費者金融のカードローンを利用するのが良いでしょう。
セブン銀行カードローン|在籍確認なしで審査が可能
引用元:セブン銀行カードローン公式HP
セブン銀行カードローンは、セブン&アイ・ホールディングスのグループ企業であるセブン銀行が展開しているカードローンです。店舗型の銀行とネットバンクを組み合わせたような独自の経営形態をとっています。
セブン銀行カードローンの最大の特徴は、在籍確認が必要ないことです。勤務先やアルバイト先に連絡が行くことが不安な人でも、気軽に利用できます。
セブン銀行カードローンでは、口座用のキャッシュカードまたはアプリを使って現金の借り入れが可能です。手持ちのカードを増やすことなくカードローンを利用できることもメリットです。
融資限度額が最大100万円と少なく、大口の融資は期待できません。しかし、学生の場合は多くても50万円程度の融資しか受けられないので、大きな問題にはならないと言えます。
全国のセブンイレブンにATMが設置されていることもあり、学生にとっては全体的に使い勝手が良いカードローンです。
みずほ銀行カードローン|月々2,000円~の返済が可能
引用元:みずほ銀行カードローン公式HP
みずほ銀行のカードローンは、銀行系のカードローンの中でも低めの金利設定が最大の特徴です。
銀行系のカードローンは1.7~15%程度のことが多いですが、みずほ銀行カードローンは最大14%と低めに設定されています。収入の低い学生にとってはローンの利息は大きな負担になりやすいので、金利が低いことは大きなメリットです。
月々の最低返済額も20万円以下なら2,000円、40万円以下でも4,000円と低く設定されています。収入が低い学生でも返済が負担になりにくく利用しやすいカードローンです。
みずほ銀行の口座開設時に既に個人情報を登録している場合は、一部必要書類を省略して融資が受けられるケースもあります。金利や返済額を考慮するならば、優先的に検討したいカードローンです。
三井住友銀行カードローン|提携ATMなら手数料無料で利用可能
引用元:三井住友銀行カードローン公式HP
三井住友銀行カードローンも学生におすすめできるカードローンです。毎月の借入残高に合わせて返済額が計算されます。返済が進むほど毎月の負担額が減る仕組みです。金利は最大14.5%と、銀行系のカードローンとしては平均的な数値を保っています。
返済日を以下の4つの中から選択することができるため、アルバイト代の支払い日などに合わせてコントロールしやすいのも特徴です。
- 毎月5日
- 毎月15日
- 毎月25日
- 毎月末日
メガバンクらしくATMの設置数も多く、提携ATMから手数料無料で返済が可能なので、返済に関する使い勝手に優れているカードローンと言えます。
アコムのカードローン|3秒審査で事前に借り入れ可能かがわかる
引用元:アコム公式HP
この記事で紹介するカードローンの中で、唯一のノンバンク系カードローンであるアコムの特徴は、融資までの早さと審査の通りやすさです。即日融資も可能であり、緊急でお金が必要な時に重宝します。
30日間の無利息期間が設けられているため、借り入れして30日以内であれば金利ゼロで返済が可能です。ただし、最大金利が18%と銀行系のカードローンよりも高いため、無利息期間を超えた借り入れを行う場合は負担が大きくなります。
短期間での返済の目途がたっている場合や、可能な限り早く融資を受けたい人におすすめのカードローンです。
学生がカードローンを使用するときの審査基準・限度額
学生に限らず、カードローンの審査基準は各社によって異なっており基本的に明示されていません。しかし一般的に以下の項目は必ずといってよいほど確認されます。
- 個人の信用情報
- 他社からの借り入れ状況
- 収入の有無
- 本人の属性
それぞれの項目で何を確認されるのか、順にみていきましょう。
個人の信用情報
カードローンの審査で最も重視されるのが、個人の信用情報です。信用情報は個人信用情報機関に登録されています。カードローン会社が個人信用情報機関に問い合わせることで、個人の借り入れ履歴や各種支払の延滞履歴を確認できます。
もしローンの返済や携帯料金の支払いなどに延滞があると、信用情報に問題があると判断され、審査に通らない可能性が高いです。
他社からの借り入れ状況
他社からの借り入れ状況も審査の際に確認される項目です。
カードローンを含めた金銭の借り入れには、貸金業法により定められた限度額があります。「総量規制」と呼ばれるものです。金融業者は基本的に年収の3分の1を超える貸付を行ってはいけないと決まっています。
既に他社からの借り入れがある場合は、他社からの借入額と合計して年収の3分の1までしか新たに借り入れをすることはできません。
収入の有無
続いて収入の有無です。審査の際に安定した収入がないと返済能力がないと判断されるため、融資を受けることができません。学生でカードローンを利用したいのであれば、アルバイトなどにより安定した収入がないと難しいでしょう。収入があるとしても、毎月一定の収入がない場合は収入が不安定と判断されて審査に通らない可能性があります。
本人の属性
本人の属性も審査の際に確認される項目です。「属性」とは個人情報のことで、主に以下のような情報を求められることが多いです。
- 職業/勤務先
- 雇用形態
- 勤続年数
- 年齢
- 年収
- 住居の状況
- 家族構成など
学生にとって特に重要な属性は職業や年齢です。金融機関によっては「学生不可」や「20歳以上」を条件にしていることも多いため、申し込み前によく確認しておく必要があります。
在籍確認無しでも学生がカードローンを使うことはできる?
一般的にカードローンを利用する際には、審査時に勤務先へ在籍確認の電話連絡が行われます。学生の場合はアルバイト先に連絡が入ります。
在籍確認の連絡では、カードローンに関する連絡である旨が伝えられることはありません。しかし、連絡が原因で自分がカードローンに申し込んだことを知られるのではと、不安に思う人もいらっしゃることでしょう。
上記のような人のために、必要書類を提出することにより在籍確認の電話を省略できるカードローン会社もあります。カードローンの申し込み前に、在籍確認の方法についてよく確認しておきましょう。
学生がカードローンを使うと就職に影響は出る?
カードローンを使用したことで就職活動に影響が出ることはありません。しかし、カードローンの返済を延滞してしたり、無計画な借り入れが災いして債務整理などを行うことになったりすると、就職に影響が出る可能性があります。
特に金融業界は個人の信用情報を重視する傾向があるため、就職活動時に信用情報を確認される可能性が高いです。返済の延滞や債務整理などにより信用情報に問題があると、採用試験の段階で落とされてしまう恐れがあります。
学生に限ったことではありませんが、人生に何らかの悪影響を及ぼさないためにも、借り入れを行った場合には、返済を遅延なくしっかりと行いましょう。
学生ローンの特徴
カードローンは利便性が高くおすすめですが、満20歳という対象年齢が設けられていることがほとんどです。18歳未満の学生でも利用できるものとして「学生ローン」があります。学生ローンは下記の条件に当てはまっていれば18歳から利用することが可能です。
- 大学生
- 大学院生
- 短大生
- 専門学校生
- 予備校生
未成年の学生で使い道が自由な資金が急遽必要になった時、助けになってくれます。
ただし、学生向けのローンだからと言って金利が特に低いわけではありません。大手消費者金融の金利と比較した場合、金利は低く設定されているものの、その差は1%ほどです。
返済方法が限定されたり、無利息キャンペーンが利用できなかったりと、カードローンと比較すると使い勝手が悪い傾向にあります。20歳以上で安定した収入がある人には、カードローンの方がおすすめと言えるでしょう。
使ってはいけない?!やばいカードローン・学生ローンの特徴3つ
カードローンや学生ローンの中には利用すべきではないものも存在します。利用すべきではないローンの特徴は以下の通りです。
- 金利が高い
- 「学生ローン審査なし」「激あま審査」などの誇大広告
- 住所・電話番号が不明瞭
基本的には、闇金をはじめとした違法業者を避けることが重要です。詳しくみていきましょう。
①金利が高い
消費者金融がローン商品に設定できる上限金利は、賃金業法によって下記の通り定められています。
借入額 | 上限金利 |
10万円未満 | 年20.0% |
10万円以上100万円未満 | 年18.0% |
100万円以上 | 年15.0% |
しかし、中には大幅に高い金利を設定している悪徳な金融業者も存在します。金利を20%以上に設定している業者は違法な闇金なので、いくら審査に通りやすくても絶対に借り入れを行ってはいけません。
②「学生ローン審査なし」「激あま審査」などの誇大広告
「学生ローン審査なし」「激あま審査」などとうたっているものにも注意が必要です。原則として、金融庁に登録されている正規の金融業者が審査なしで融資を行うことはありません。
「学生ローン審査なし」のような誇大広告を出している金融業者は違法業者である可能性が高いです。後で法外な金利を請求されるようなことになりたくないのであれば、甘い言葉には飛びつかず、有名な業者からの借り入れを考えましょう。
③住所・電話番号が不明瞭
住所や電話番号が不明瞭な金融業者が提供しているカードローンも大変危険です。基本的に、正規の金融業者であれば会社情報がサイト内に明確に掲載されています。
住所や電話番号が不明瞭な業者は違法業者である可能性があります。カードローンや学生ローンを利用する場合は、会社情報を確認して少しでも危険を感じるようなら利用しないことが重要です。
まとめ:学生で融資を受けるなら銀行系のカードローンがおすすめ
学生が使い道の自由な資金を確保したい場合、「カードローン」や「学生ローン」を利用するという手があります。20歳以上で安定した収入のある人には、学生ローンよりも利便性の高いカードローンがおすすめです。
金利の低い銀行系のカードローンから申し込んでみて、審査が通らないようなら消費者金融のカードローンを検討しましょう。
返済計画さえしっかりと立てることができれば、カードローンは決して危険なものではありません。学生で使い道が自由な融資を受けたい場合は、ぜひ利用を検討してみてください。
下記は、この記事で紹介するカードローンの中でも特におすすめの3つです。どのカードローンも学生が安心して利用できるものなので、以下のカードローン名をタップしてまずは審査への申込をしてみてください。
おすすめカードローンTOP3
- セブン銀行カードローン|在籍確認が必要ない銀行系カードローン
- みずほ銀行カードローン|銀行系カードローンの中でも金利が低め
- 三井住友銀行カードローン|返済日のバリエーションが多い