株式市場に新しく参入する株式へ投資するIPO投資。興味はあるが、どこのネット証券会社で口座開設をすれば良いか迷っていませんか。
ネット証券会社によって取扱銘柄数や抽選方法など異なる点は多く、特に初めてIPO投資をする方にとっては分かりにくいかと思います。
そこで、この記事ではIPO投資におすすめのネット証券会社を紹介します。それぞれの特徴や強みなどを把握すれば、どのネット証券会社が良いのか判断しやすくなるでしょう。IPO投資は短期間で大きな利益を得ることも可能です。
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IPOにおすすめのネット証券会社ランキングTOP9
IPO投資家が満足しやすい、おすすめのネット証券会社をランキング形式で9社紹介します。紹介するネット証券会社の口座数、抽選方法を下記の表にまとめましたのでご覧ください。
会社名 | 口座数 | 抽選方法 |
SBI証券 | 550万 | 抽選60%
IPOチャレンジポイント30% |
SMBC日興証券 | 355万 | 店頭90%
ネット10% |
マネックス証券 | 191万 | 平等抽選 |
岡三オンライン証券 | 28万 | 平等抽選 |
楽天証券 | 500万 | 平等抽選 |
SBIネオモバイル | 50万 | 平等抽選50%
優遇抽選50% |
auカブコム証券 | 125万 | 平等抽選 |
GMOクリック証券 | 46万 | 平等抽選 |
野村證券 | 532万 | オンライン取引10%が平等抽選 |
「どのネット証券会社が良いのかイマイチ分からない…」という方は、ぜひ参考にしてください。
1位:SBI証券|業界トップクラスのIPO取引銘柄数を誇る
引用元:SBI証券公式HP
【SBI証券のおすすめポイント】
- 主幹事を務めたIPO銘柄が多い
- IPO取扱銘柄数が業界トップクラス
- 抽選に落選するとIPOチャレンジポイントが貰える
取扱銘柄数 | 2018年:86社
2019年:84社 2020年:38社 |
口座数 | 550万 |
抽選方法 | 抽選60%
IPOチャレンジポイント30% |
抽選時の資金 | 抽選実施時と購入申込時 |
複数ある証券会社の代表である主幹事の数・取扱銘柄数は業界トップクラスです。SBI証券の口座を持つだけで投資の選択肢が広がります。
特に取扱銘柄数は約91%(全93社中85社)とダントツで多く、野村証券や大和証券などの総合証券にも引けを取りません。IPO投資を始めるなら、SBI証券は欠かせないネット証券会社であることは言うまでもないでしょう。
また、当選に外れると付与される「IPOチャレンジポイント」を貯めると、次の当選確率をアップさせることができます。資金量や取引量に関係なく誰でも貯められるので、多くの方にとって魅力的なポイントです。
独自のポイント制度や大手総合証券にも負けない取扱銘柄数により、投資の選択肢が広がるので下記よりSBI証券の口座を開設しましょう。
2位:SMBC日興証券|老舗の証券会社で信頼と安心がある
引用元:SMBC日興証券公式HP
【SMBC日興証券のおすすめポイント】
- 店頭とネットの両方で取引可能
- 資金量に関係ない「平等抽選」を採用
- 資金量によって当選確率が異なる「ステージ別抽選」を採用
取扱銘柄数 | 2018年:66社
2019年:61社 2020年:53社 |
口座数 | 355万 |
抽選方法 | 店頭90%
ネット10% |
抽選時の資金 | ブックビルディング申込時 |
創業100年を超えるSMBC日興証券は、総合証券として歴史ある証券会社です。ネット抽選分の10%は完全平等抽選を採用し、資金量に関係なく当選確率は一律です。
また、平等抽選に外れた方を対象とした「ステージ別抽選」は預かり資産などによって当選確率が異なります。最高ランクのプラチナになると、当選確率は25倍にアップします。資金に余裕がある方にとって有利です。
SMBC日興証券では、2020年に取り扱った銘柄数53社のうち16社を主幹事数が占めています。主幹事数が業界トップクラスなので当選確率が高く、安定した取引にも期待できるので、ぜひ下記よりSMBC日興証券の口座を開設してみてください。
3位:マネックス証券|NISA口座でIPO投資が可能
引用元:マネックス証券公式HP
【マネックス証券のおすすめポイント】
- 公平な平等抽選を採用
- IPO取扱銘柄数が多い
- NISA口座でIPO投資へ参加可能
取扱銘柄数 | 2018年:50社
2019年:45社 2020年:50社 |
口座数 | 191万 |
抽選方法 | 平等抽選 |
抽選時の資金 | ブックビルディング申込時 |
主幹事の実績こそ少ないですが、業界トップレベルの取扱銘柄数が魅力です。
抽選方法は平等抽選を採用しており、資金量や取引量に左右されません。申し込んだ全ての方が平等に抽選へ参加できるので、IPO投資初心者も利用しやすいです。
また、利益が非課税になるNISA口座からもIPOに参加することができるのも嬉しいポイントです。IPO投資を始めるなら抑えておきたいネット証券です。
業界トップレベルの銘柄数を取り扱っており、多数のIPO抽選に参加することが可能なので、下記よりマネックス証券の口座を開設しましょう。
4位:岡三オンライン証券|申込と購入の手数料が0円
引用元:岡三オンライン証券公式HP
【岡三オンライン証券のおすすめポイント】
- 平等抽選で当選確率が一律
- 入金不要で抽選に参加できる
- 申込手数料と購入手数料ともに0円
取扱銘柄数 | 2018年:47社
2019年:37社 2020年:39社 |
口座数 | 28万 |
抽選方法 | 平等抽選 |
抽選時の資金 | 不要 |
口座に資金がなくてもIPO抽選への参加が可能な証券会社です。岡三オンライン証券の最大の特徴は、多くのネット証券が採用する「完全前受け制」ではないところです。
抽選方法は平等抽選で、公平におこなわれます。配分は原則1人1単元なので、チャンスが得られやすいところも岡三オンライン証券をおすすめする理由の1つです。
IPOへ申し込む際の事前入金や購入手数料、申し込み手数料が全て無料なので、気軽にはじめることができます。下記のボタンより岡三オンライン証券の口座を開設しましょう。
5位:楽天証券|お得な入会特典が魅力
引用元:楽天証券公式HP
【楽天証券のおすすめポイント】
- 平等抽選で公平
- 新規口座開設者数が業界トップクラス
- お得な入会特典を用意
取扱銘柄数 | 2018年:11社
2019年:26社 2020年:13社 |
口座数 | 500万 |
抽選方法 | 平等抽選 |
抽選時の資金 | ブックビルディング申込時 |
マネーファイナンスをはじめショッピングや旅行、スポーツ、保険など幅広いサービスを手掛ける楽天グループの証券会社です。
新規口座開設者数は業界でもトップクラスを誇り、口座数は大手証券会社のSBI証券と変わらないほどの人気ぶりです。取扱銘柄数はそこまで多くありませんが、近年はIPOに力を入れているので今後増える可能性は十分にあります。
抽選方法は平等抽選で、申し込んだ全ての方が公平に参加できるところも楽天証券の魅力です。新規口座開設時には様々な入会特典があり、IPO投資をサポートしてくれます。新規口座開設者数は業界でもトップクラスと人気なので、下記より楽天証券の口座を開設しましょう。
6位:SBIネオモバイル|申込が簡単で初心者にもおすすめ
引用元:SBIネオモバイル証券公式HP
【SBIネオモバイル証券のおすすめポイント】
- 1株単位で購入できる
- 口座数が少ない(ライバルが少ない)
- 希望する株数を入力するだけの簡単申し込み
取扱銘柄数 | 2019年:1社(サービス開始年)
2020年:11社 |
口座数 | 50万 |
抽選方法 | 平等抽選50%
優遇抽選50% |
抽選時の資金 | IPOの申込み時点 |
SBI証券が引き受けた銘柄の一部を委託販売するネット証券です。SBIネオモバイルは専用アプリを提供し、他の会社に無い独自のサービスでIPO投資をサポートしています。
最大の特徴は1株単位で購入できるところです。少額からの投資が可能なので、投資資金が少ない方も挑戦しやすいです。
抽選は平等に行われますが、「若年優遇」「取引継続優遇」「FX取引口座保持優遇」といった優遇特典もあります。対象になる方は当選確率がアップします。
2019年12月から開始したばかりなので、他のネット証券に比べると実績は少ないです。しかし、申し込みが簡単で少額からIPOの購入ができるので、下記よりSBIネオモバイル証券の口座を開設しましょう。
7位:auカブコム証券|見やすいアプリが人気
引用元:auカブコム証券公式HP
【auカブコム証券のおすすめポイント】
- 三菱UFJフィナンシャルグループならではの取引銘柄
- 平等抽選で公平
- 参加手数料や購入時手数料0円
取扱銘柄数 | 2018年:23社
2019年:24社 2020年:9社 |
口座数 | 125万 |
抽選方法 | 平等抽選 |
抽選時の資金 | ブックビルディング申込時 |
auカブコム証券は、三菱UFJモルガン・スタンレー証券が引き受ける新規公開株の申し込みが可能なネット証券です。三菱UFJモルガン・スタンレー証券が主幹事を務めると多くの株数が分配され、他社よりも当選しやすくなります。
IPO投資の参加手数料や購入手数料は0円で、全ての手続きがWEB上で完結できます。auカブコム証券では株に特化したアプリを導入しています。株価の情報をリアルタイムに把握できるので、IPO投資家の取引をサポートしてくれます。
auカブコム証券は他社よりも当選しやすく、投資手続きがWEB上で完結します。書類のやり取りが面倒な方は、下記よりauカブコム証券の口座を開設しましょう。
8位:GMOクリック証券|IPO目的の口座が少なく当選しやすい
引用元:GMOクリック証券公式HP
【GMOクリック証券のおすすめポイント】
- 1人1票の完全平等抽選を採用
- 取引手数料が業界最安値水準
- IPO目的の口座開設者が少ない
取扱銘柄数 | 2018年:1社
2019年:0社 2020年:1社 |
口座数 | 46万 |
抽選方法 | 平等抽選 |
抽選時の資金 | 購入申込最終日の15時まで |
GMOクリック証券は過去に取り扱った銘柄数が少なく、IPO投資には若干不向きと思われがちなネット証券です。一方、IPO投資を目的とする口座開設者が少ないからこそ、当選しやすいといったメリットがあります。
抽選方法に関しても優遇措置がなく公平に行われるので、投資資金が少ない方にもおすすめです。取引手数料が業界最安値水準のため、コストを抑えて投資できるところも魅力です。
ライバルが少なく当選確率の高いので、下記よりGMOクリック証券の口座を開設しましょう。
9位:野村證券|取引実績ランキング1位
引用元:野村證券公式HP
【野村證券のおすすめポイント】
- 日本株式の引受実績ランキング第1位
- 前受金不要で抽選に参加できる
- 申し込みから購入までオンラインで完結
取扱銘柄数 | 2018年:37社
2019年:35社 2020年:41社 |
口座数 | 533万 |
抽選方法 | オンライン取引10%が平等抽選 |
抽選時の資金 | 不要 |
国内最大手であり、初心者から上級者まで幅広い方におすすめできる証券会社です。野村證券は豊富な引受実績を持ち、これまで数多くの銘柄を取り扱ってきました。
特に主幹事数の多さは毎年トップクラスを誇ります。ソフトバンクや日本郵政グループ3社など大規模IPO案件の主幹事を務めることも多く、当選確率アップを狙えます。また、前受金が不要なので口座の残高を気にせずに済むところもおすすめする理由の1つです。
国内最大手の豊富な引受実績や、主幹事数の多さから当選確率が上がるので、IPO投資の初心者も安心して取引できます。下記のボタンより野村證券の口座を開設しましょう。
IPO銘柄に強いネット証券会社を見分ける3つのコツ
IPO投資は利益が出やすく、ローリスクハイリターンな投資法として有名です。しかし、IPO投資を取り扱うネット証券会社ならどこでも良いわけではありません。
特に初めてIPO投資をされる方は知識や経験が少ないので、IPO銘柄に強いネット証券会社を選ぶのがおすすめです。IPO銘柄に強いかどうかは、以下の3つのポイントで見分けられます。
- 取扱実績数が多い
- 口座数が多い
- 主幹事の多いネット証券会社
上記の3つのポイントの中で、特に重視してほしいのは「主幹事数の多さ」です。主幹事の証券会社は、他の証券会社よりも割り当てられる株数が圧倒的に多く当選確率が高まります。
場合によっては数十倍の株数が割り当てられることも珍しくありません。IPO投資を目的に口座開設するなら、主幹事数の多さは必ずチェックしておくべきポイントです。
口座数の多さからは、ネット証券会社の人気が分かります。人気があり利用者が多いということは、それほど実績があるということです。迷った時はここで紹介した3つのポイントを比較して、利用する証券会社を選びましょう。
IPO銘柄の取り扱い実績数の多いネット証券比較ランキングTOP3
IPO銘柄の取り扱いが多ければ、投資する選択肢の幅が広がります。例えば「このIPO案件に投資したい。」と思った時、口座のあるネット証券で取り扱いがなければ、抽選に参加すらできません。
IPO銘柄の取扱数が多ければ、それだけ申し込めるIPO銘柄が多く、積極的に投資できます。様々なIPO銘柄の投資にチャレンジしたい方は、取り扱い実績数が多い下記のネット証券から選んでください。
順位 | 会社名 | 銘柄数 |
1位 | SBI證券 | 2018年:86社 2019年:84社 2020年:38社 |
2位 | SMBC日興証券 | 2018年:66社 2019年:61社 2020年:53社 |
3位 | マネックス證券 | 2018年:50社 2019年:45社 2020年:50社 |
口座開設数の多いネット証券比較ランキングTOP3
口座開設数は、単純にライバルの数です。例えば口座開設数が500万のネット証券会社と、50万のネット証券会社があるとします。
10万株が分配される場合に当選しやすいのは当然、口座開設数が50万のネット証券会社です。当選確率を下げないために、口座開設数で選ぶのも1つの方法です。
一方、ライバルが多いということは、そのネット証券会社が魅力的であるということでもあります。IPO投資の初心者は取引に慣れるまで口座開設数の多い証券会社を優先して利用すると良いでしょう。以下の証券会社は口座開設数が特に多いので、ご参考にしてください。
順位 | 会社名 | 口座数 |
1位 | SBI証券 | 550万 |
2位 | 野村證券 | 532万 |
3位 | 楽天証券 | 500万 |
抽選資金不要のIPO証券会社は資金の管理がしやすい
抽選資金が不要のIPO証券会社は、資金の管理がしやすいうえ当選確率にもアップにもつながりやすいのでおすすめです。
基本的にIPO投資をする際は、抽選申し込みをした時点で口座に購入資金を入金しなればいけません。しかし、複数のIPOの抽選に参加したい場合、それぞれの口座に資金を入金するのはよほどお金に余裕がなければ難しいです。
そこで注目されるのが、資金不要で抽選に参加できるIPO証券会社です。抽選資金不要であれば、運よく当選したときに入金すれば良いので抽選前の資金調達に悩む必要がありません。複数のIPO抽選に参加しやすくなり、当選確率アップにもつながります。
その都度、違う証券会社の口座に資金を移動する手間もなくなるので、資金管理もしやすいです。
まとめ:おすすめのネット証券会社で有利にIPO投資を始めよう
IPO投資をするなら「取扱実績数」「口座数」「主幹事の実績」、この3つに注目しながら証券会社を選びましょう。自分に合ったネット証券会社を選ぶことができれば、IPO投資の取引もスムーズに行えます。
どの証券会社を選べば良いか分からす迷う方は、この記事で紹介したネット証券会社の中から選んでIPO投資を始めてみませんか?
この記事で紹介したネット証券会社の中でも、特におすすめなのは以下の3社です。いずれもIPO投資をするうえで魅力的なメリットがあるので、下記のボタンから気になるネット証券会社の口座を開設してみてください。