本記事では、即日入金に対応しているファクタリング会社を厳選し、詳しく紹介します。
即日で入金可能なファクタリング会社は増えてきていますが、それぞれ特徴やサービスが異なります。
業者によって手数料や契約方法も異なるため、「できるだけ早く」「できるだけ安い手数料で」などの拘りがあるなら慎重にファクタリング業者を選びましょう。
今回は、おすすめのファクタリング会社と、ファクタリング利用時の注意点についても詳しく解説します。
即日入金対応のファクタリング会社5選
- ビートレーディング
- アクセルファクター
- OLTA(オルタ)
ビートレーディング|平均30分で審査完了
「ビートレーディング」は以下3点の必要書類を揃えるだけで、平均30分以内に審査結果が分かります。
- ビートレーディング規定の申込書
- 通帳のコピー
- 買い取りを希望する売掛債権の請求書や注文書
審査結果だけではなく、入金スピードも早いことがビートレーディングの特徴です。
受付時間内にファクタリングの申し込みと必要書類の提出が完了すれば、最短12時間で資金を調達することが可能です。
公式サイトでは「3分でわかるファクタリング契約」の動画や、向いているサービスを教えてくれる「ファクタリング診断」も公開中。
他社でファクタリングの利用を断られた個人事業主も、ビートレーディングに相談してみてください。
専任オペレーターが親身になって相談に乗ってくれます。
利用可能額 | 無制限 |
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手数料 | 2社間:10%〜20%前後 3社間:2%〜9%前後 |
入金スピード | 最短12時間 |
ビートレーディングは、建設業債権や診療再建など幅広いサービスを提供しています。
アクセルファクター|審査通過率は93%!売掛債権の下限金額もなし
アクセルファクターは、売掛債権の下限金額を設けていません。
資金繰りに困っている経営者に救いの手を差し伸べるべく、少額の売上債権であっても快く相談に応じてくれます。
アクセルファクターは建築・運送業に特に強く、工事遅延等による請求書未発行の売掛金も買取可能です。
人柄重視の柔軟な審査で、最大1億円まで対応しています。
利用可能額 | 最大1億円 |
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手数料 | 2%〜10%(要相談) |
入金スピード | 最短即日 |
アクセルファクターにファクタリングを申し込んだ場合の審査通過率は93%です。
他社でファクタリングを断られてしまったものも、アクセルファクターなら積極的に買い取りを引き受けてくれます。
アクセルファクターは少額債権でも即日対応してくれるので、ぜひファクタリングを申し込んでみてください。
OLTA(オルタ)|最短即日で売掛債権の振り込み完了
OLTA(オルタ)はAIを駆使してファクタリングの審査を行っているため、手数料が2%〜9%と低めに設定されています。
申し込み後に必要書類が揃っていれば、24時間以内に見積り結果の連絡が来ます。
最短即日に売掛債権の振り込みが完了するというスピーディーな対応が好評です。
スマホでもPCでも、かんたん3ステップで面談不要でオンライン完結が可能です。
- 登録(本人確認書類が必要)
- 申込(事前に必要書類を準備)
- 見積/振込(AI審査で24時間以内に返信)
利用可能額 | 無制限 |
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手数料 | 2%〜9% |
入金スピード | 最短即日 |
OLTAのファクタリングでは、買い取り金額に定めがありません。オンラインで書類の提出をすることができるので、スピードを重視したい人におすすめです。
OLTAは手数料や諸経費込みでサービスを提供しています。
えんナビ|迅速・丁寧な対応で評判が良い
えんナビの対応は迅速で丁寧であるため、利用者からの口コミが良いです。赤字決算が続き、銀行からの資金調達が困難な場合でも柔軟な審査をしてもらえます。
問い合わせをすると最短即日で担当者からの連絡が入り、メールで見積もりを送ってもらえるため大変便利です。
他社の手数料が高くてファクタリングの利用を諦めていた人も、えんナビの手数料なら納得できるかもしれません。
えんナビは業界内でも最低水準の手数料のため、安心して利用できます。リピート率も高く、お客様満足度は93%以上です。
また、売掛債権金額が50万円~5000万円と小額からの買い取りが可能なため、法人だけではなく個人事業主も利用しやすいのが特徴です。
利用可能額 | 50万〜5,000万円 |
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手数料 | 要問い合わせ |
入金スピード | 最短即日 |
えんナビでは24時間、土日祝日問わずスピード対応してくれます。
ウィット|小口ファクタリング専門
ウィットは小口のファクタリングを専門とし、きめ細やかな対応が好評です。
事業の業況や資金繰り等、総合的なサポートを受けられるので、個人事業主や中小企業の経営者にとっては大変心強いでしょう。
ウィットの強みは以下の4つです。
- スピード対応で最短資金調達
- 小口専門だからこそきめ細やかな対応
- 取引は秘密厳守
- 信用情報なしの審査
非対面かつスピード感のある対応がウィットの強みです。
会社の現状を分析することで、中期・長期の経営計画を練り、長期的な資金繰りで経営改善までトータルサポートが可能です。
全国どこにいても申し込みができるので、本気で会社の再建を相談したい場合はウィットの利用を検討してみてください。
利用可能額 | 500万円以下 |
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手数料 | ー |
入金スピード | 最短即日 |
ウィットは小口ファクタリングが専門で、細やかな対応が好評のファクタリング会社です。
ファクタリングで即日入金してもらうには2社間契約にする必要がある
ファクタリングで即日入金をしてもらうためには利用企業とファクタリング会社の2社間契約がおすすめです。
3社間ファクタリングで契約してしまうと、取引先への通知や審査に時間がかかるため、即日入金ができなくなります。
ファクタリング利用時は、2社間ファクタリングと3社間ファクタリングそれぞれの手続き方法の違いや、2社間ファクタリングで契約する際の注意点などを理解しておきましょう。
2社間ファクタリングと3社間ファクタリングの違い
2社間ファクタリングと3社間ファクタリングには、下記の違いがあります。
もっとも大きな違いは「売掛先にファクタリング利用が知られるかどうか?」です。
【2社間ファクタリングと3社間ファクタリングの違い】
2社間ファクタリング | 3社間ファクタリング | |
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売掛先への通知 | なし | あり |
お金の流れ | ・入金:ファクタリング会社→利用企業 ・支払:利用企業→ファクタリング会社 | ・入金:ファクタリング会社→利用企業 ・支払:売掛先企業→ファクタリング会社 |
手数料 | ・高め(10~30%程度のところもある) | ・低め(3~10%程度) |
2社間ファクタリングでは、利用する企業とファクタリング会社が直接契約をします。ファクタリング会社は利用企業からお金を回収するため、売掛先の企業にファクタリングの利用を知られることはありません。
一方、3社間ファクタリングは、利用する企業とファクタリング会社に加え、売掛先の企業も含め3社で契約を締結します。ファクタリング会社は、売掛先企業に売掛債権を買い取る旨を通知し、お金は売掛金企業から回収します。
このように2社間ファクタリングでは関わる企業が少なく、契約の手間や時間が短くなるため即日入金も可能です。一方で、3社間ファクタリングは売掛先の同意を得たり審査が伴ったりすることもあるため、一般的には入金までに1~2週間程度かかります。
ただし、すべてのファクタリング会社が2社間と3社間両方のファクタリングに対応しているわけではありません。ファクタリング利用時は、業者がどちらの契約方法に対応しているかを事前に確認しておくことが重要です。
3社間ファクタリングは売掛先会社の承認を得る必要があるため即日入金が難しい
3社間ファクタリングの場合、売掛先の企業がファクタリング契約に同意する必要があります。売掛先の企業がファクタリングの利用に懸念を抱いたり、詳しい説明などを求めたりした場合は、手続きに時間がかかるため即日入金は難しいでしょう。
また、売掛先企業の信用力が低い場合は、手数料が高めに設定されたり最悪のケースでは3社間ファクタリングが成立しない場合もあります。
売掛先企業が公的機関だったり、売掛の内容に行政が絡んでいたりするなど、売掛先・債権内容それぞれで高い信用力を証明できるなら好条件でファクタリングできる場合もあります。
上記のように、3社間ファクタリングは利用企業も業者側も手間が発生するため、サービスを提供している業者が少ないのが実態です。
ファクタリングで資金調達をする際は、2社間ファクタリングを利用したほうがよいでしょう。
2社間ファクタリングはオンラインで申込〜入金まで完結なので簡単
2社間ファクタリングを提供している業者は、ほとんどがオンラインでの手続きを採用しており、入金までの手続きがスムーズです。わざわざファクタリング会社にまで足を運ぶ必要もなく、パソコンやスマートフォンを利用して、いつでも簡単に申し込みの手続きができます。
審査に関しても、必要書類をオンライン上にアップロードするだけで完結するため、その日のうちに審査が完了すれば即日入金も可能です。
一般的なオンラインでの申し込みの流れは以下のとおりです。
- 申し込み手続き
ファクタリング会社の公式ホームページから、必要事項等を入力し申込む。
- 必要書類のアップロード
運転免許証などの本人確認書類、決算書、請求書などをアップロード。
- 審査
ファクタリング会社が利用企業の支払能力を審査。このとき、売掛先に通知はされないものの売掛先企業の簡易的な審査は実施される。
- 契約締結
審査通過後、利用企業とファクタリング会社の間で契約を締結。この契約に関してもオンラインで行われる。
- 入金
ファクタリング会社が売掛額から手数料を引き、指定した銀行口座へ振り込む。
即日入金を必要としている場合は、ファクタリング会社の営業時間内、かつなるべく早い時間帯に申し込みましょう。時間が遅いと、次の営業日まで入金を待たなければいけません。
2社間ファクタリングでも債権譲渡登記が必須の場合は即日入金が難しい
2社間ファクタリングの契約の際に、債権譲渡登記が必要になるケースがあります。
債権譲渡登記の手続きには、数日から1週間程度の期間がかかってしまうため、即日での入金は難しくなります。
「債権譲渡登記」とは、売掛債権をファクタリング会社に譲渡したことを法務局の債権譲渡登記所に登録する手続きのことです。
ファクタリング会社は、債権譲渡登記により債権回収のリスクが大幅に軽減されるため、状況に応じてファクタリングを利用する企業に対して登記を依頼します。
債権譲渡登記が必要になりやすいケースは、主に以下のとおりです。
- ファクタリング会社が登記を必須条件としている場合
- 売掛債権の金額が高額になる場合
- 売掛先の信用に不安な要素がある場合
ファクタリング会社と契約をする際には、債権譲渡登記が必要かどうか事前に確認しておきましょう。
ファクタリングで即日入金をする際の注意点
ファクタリングで即日入金をしてもらうためには、下記4つの点に注意する必要があります。
- 2社間ファクタリングは手数料が高い
- 2社間ファクタリングでも債権譲渡登記をする場合は売掛先に知られる可能性がある
- 申込時間が遅いと入金が翌日以降になってしまう
- 土日祝は即日入金に対応していない業者が多い
特に「手数料が高い」という点には注意しましょう。
即日入金を希望するなら、2社間ファクタリングしかないですが、2社間ファクタリングは業者側の未回収リスクが高いため、条件によっては30%程度の手数料を取られることがあります。
2社間ファクタリングは手数料が高い
2社間ファクタリングの場合、3社間ファクタリングと比べて手数料が高額になりやすい点に注意が必要です。2社間ファクタリングの手数料が高いのには、回収リスクが関係しています。
3社間ファクタリングの場合は、売掛先にファクタリングの承認を得たうえで手続きを進めるため、未回収リスクはほとんどありません。
しかし2社間ファクタリングの場合は、売掛先の承認を必要としないため、売掛先の倒産や未払いなどのリスクをファクタリング業者が背負うことになります。2社間ファクタリングでは未回収リスクが高いことから、手数料が高めに設定されているのです。
一般的に、3社間ファクタリングの手数料は2%~10%程度であるのに対し、2社間ファクタリングは10%~30%程度で設定されているケースがほとんどです。
30%の手数料を取られてしまうと、100万円の売掛金があっても70万円しか入金されません。実際に受け取れる金額に大きな差が出てしまうため、即日入金を希望する場合は、入金の早さだけでなく手数料に関してもチェックしておきましょう。
2社間ファクタリングでも債権譲渡登記をする場合は売掛先に知られる可能性がある
ファクタリング会社から債権譲渡登記を求められた場合、ファクタリングの利用が売掛先会社に知られてしまう可能性があります。
債権譲渡登記は、法務局で登記簿謄本を取得すれば誰でも閲覧が可能になるため、売掛先の企業にファクタリングを知られる可能性があるのです。
一方、2社間ファクタリングでは契約に売掛先の企業が介入しないため、基本的に売掛先企業にファクタリングの利用を知られることはありません。
Q:取引先がもっている債権が債権譲渡されて登記されているかどうか、調べる方法はありますか?
産創館「よくある経営・法律相談」
A:債権譲渡登記が行われているかどうかについては、譲渡人の本店を管轄する法務局にて、概要記録事項証明書を取得してみます。具体的には会社の登記事項証明書を取得するのと同様、所定の用紙に譲渡人の商号と、あと「現在事項証明書(債権譲渡登記事項概要ファイル)」と指定し、所定の手数料とともに申請します。債権譲渡登記がない場合は記録されていない旨が、登記がある場合は譲受人の商号などが記載された証明書が交付されます。
売掛先企業にファクタリングの利用が知られた場合、両社の信頼関係に影響が出てしまうケースも考えられます。
取引先との関係性を維持したいなら、2社間契約でも3社間契約でも取引先に前もってファクタリングの利用を伝えておくしかないでしょう。
または、ファクタリング会社に「債権譲渡登記を必要としない方法で利用できないか?」相談しておくのがおすすめです。
申込時間が遅いと入金が翌日以降になってしまう
即日入金に対応しているファクタリング会社でも、申込時間が遅いと、その日のうちに入金されないケースがあります。
ファクタリング会社の営業時間は、概ね平日の10時~19時頃までがほとんどです。
Webでの申し込みが24時間対応でも、実際に審査が行われるのは営業時間内となります。したがって、即日入金を希望するなら平日の午前中には手続きを済ませましょう。
申し込みの際に、ファクタリング会社のサポートセンターに「できるだけ早く手続きをしてほしい」と伝えておけば、優先的に審査を進めてもらえるケースもあります。
土日祝は即日でのファクタリングに対応していない会社が多い
ファクタリング会社は、基本的に平日のみの営業となっているケースが多く、週末の土日や祝日などは即日入金に対応していません。
ファクタリング会社のなかには、金融機関からの借り入れで資金調達している業者もあります。
そのため金融機関が休みである土日や祝日は資金を用意できず、即日のファクタリングにも対応できないケースがあるのです。
また、売掛先の企業が休みで審査が長引く場合もあります。特に3社間ファクタリングにおいては、売掛先企業の審査が重視されるため、即日ファクタリングには対応できないのが実態です。
即日のファクタリングを希望する場合は、できる限り平日に申込を済ませておくことが重要です。
個人事業主でもファクタリングで即日入金してもらうことは可能
ファクタリングは、法人だけでなく個人事業主やフリーランスでも利用は可能です。
個人事業主は、銀行融資の審査に通りづらく、資金調達に苦慮するケースも多いでしょう。その点、ファクタリングは融資ではなく「債権の買い取り」という扱いになるため、比較的簡単に資金を調達できます。
ただし、個人事業主の場合は法人と比べて「信用力が低い」と判断されやすく、審査に時間がかかるのが実態です。
また「売掛先も個人事業主」というケースだと、そもそもファクタリングが利用できない場合があります。ファクタリングでは売掛先の信用度が重要になるため、売掛先が個人事業主だと審査通過が難しくなるのです。
即日入金のファクタリングでも審査なしの会社はない
即日入金が可能なファクタリング会社でも、審査無しで入金をしてくれるわけではありません。
審査無しでファクタリングを実行してしまうと、ファクタリング会社が「売掛債権未回収リスク」を背負うことになるため、必ず審査は実施されます。
ファクタリング会社はリスクを精査するために必ず売掛先の審査をする
ファクタリング会社は、ファクタリングの利用企業だけでなく、必ず売掛先企業の審査も行います。
ファクタリングは売掛債権を買い取るサービスのため、ファクタリングを利用する側よりも、むしろ売掛先企業の信用度が重要なのです。
売掛先会社の審査をしなければ、売掛先の倒産や未払いなどのリスクをファクタリング会社が背負うことになります。そのため、ファクタリング会社は売掛先の経営状況などをチェックし、債権の未回収リスクがないかを判断するわけです。
ちなみに、ファクタリング会社は売掛先に対し主に下記のような審査をおこないます。
- 経営状況の審査
事業内容や代表者の信用度を調査し、事業の規模や安定性などを審査する
- 財務状況の審査
企業の利益率や売上動向などから、支払い能力があるかどうかを審査する
- 過去取引の審査
過去の取引において、遅延や滞納などの履歴がないか審査する
また、審査で落ちるケースには下記のような内容が考えられます。
- 売掛先企業の実態が確認できない。売掛先が個人事業主やフリーランスである
- 架空の売上など不正な売掛金である
- ファクタリング利用企業と売掛先企業の間に過去からの商取引実績がない(不正の可能性が高い)
- 債権譲渡禁止特約が付されている売掛金である(法的には問題ないがリスクが高いと見なすファクタリング会社も多い)
- 支払期日が異常に長い(2ヵ月を超えた支払期日になっているなど)
審査基準は非公開ですが、ファクタリング会社の独自審査が実施されるため「100%利用できるわけではない」という点は覚えておきましょう。
審査なしのファクタリングは、ほぼ違法業者なので利用しない
「審査なし」を謳っているファクタリング会社は、違法業者である可能性が高いため絶対に利用してはいけません。
基本的にファクタリングは融資ではないため、消費者金融やカードローンのように信用情報機関の調査は義務化されていません。しかし、審査をしなければファクタリング会社のリスクが増えるため、実際には支払能力の調査が100%実施されるのです。
上記のことを考えると、「審査をしないファクタリング会社は、未回収リスクを負う代わりに法外な手数料や利息を取る可能性が高い」とも言えます。
また、無断でリコース契約(売掛金が回収できなかったときに売掛債権を買い戻す契約)をさせられている可能性もあるため、リスクが大きく危険です。
ファクタリングを利用する際は、安心できる業者をリサーチするなど。慎重に選びましょう。
ファクタリング会社を装って高利貸しを行うヤミ金もいるので注意
ファクタリング会社を装った悪質な業者も少なからず存在します。
正規のファクタリングであれば、売掛債権以上の金額を調達してもらうことはできません。
しかし悪質な業者のなかには、売掛債権の金額を超えた高額な融資をし、法外な手数料を取るケースがあります。
ファクタリングは融資ではないため、貸金業法は適用されません。そのため、悪質業者のなかには法律の規制を受けないことを悪用し、法外な手数料を取るケースがあるのです。
- ブラックでも大丈夫
- 他で審査に通らなかったとしても貸します
- 審査が甘い・審査がない
- 手数料無料
このような文言が使われている業者は、絶対に利用してはいけません。
「偽装ファクタリング」とは、高額な手数料を差し引き、売掛債権の買い取り代金を支払うものの、正規の債権売買でないことから、買主が回収リスクを負わず、債権回収できない場合は買戻しを行わせるもので、実態は貸付けです。貸金業の登録がされていない無登録業者のヤミ金融です。くれぐれもご注意ください。
日本貸金業協会「【お知らせ】[注意喚起]悪質な金融業者にご注意!」
即日入金のファクタリングでよくある質問
即日入金ができるファクタリングに関する「よくある質問」についても解説していきます。
少額の債権でも即日ファクタリングしてくれますか?
売掛債権が少額でも、ファクタリングで即日入金してもらうことは可能です。
ファクタリング会社によっては、1万円程度の少額からでもファクタリングができるケースもあります。
【ファクタリングの最低利用額】
ファクタリング業者名 | 最低利用額 |
---|---|
日本中小企業金融サポート機構 | 下限なし |
ビートレーディング | 3万円から |
ペイトナー | 初回は25万円まで(下限なし) |
ただし、ファクタリングは少額であるほど手数料が高くなりやすく、実際の手取りの金額が少なくなるため注意が必要です。
少額の資金を用意するなら、ファクタリングより事業者用カードローンのほうが便利で手数料も安く済みます。
事業用資金を調達する場合は、入金までのスピードだけではなく手数料などトータル面を考えて、リスクが少ない方法を選択しましょう。
即日で入金してもらうにはオンライン完結のファクタリング会社を選ぶ必要がありますか?
オンライン完結型のファクタリング会社を選んだほうが、入金までの時間は短いでしょう。
店頭契約が必要なファクタリング会社だと、手続きや書類の郵送・電話での聞き取り調査などに時間を要してしまうかもしれません。
その点、オンライン完結型のファクタリング会社なら、申込から契約まですべてWeb上で完結できるため無駄な時間を使うこともないでしょう。
また、営業時間外でもWeb申込ができるため、翌営業日の早い時間に、すぐに審査に取り掛かってもらいやすくなります。
より早く入金して欲しいなら、申込をしたあとで業者に連絡をして「審査を急いで欲しい」と相談するとよいでしょう。
土日でも即日でファクタリングをしてくれますか?
ファクタリング会社は、ほぼ土日の入金には対応していません。
ファクタリングでは、取引先の審査や金融機関とのやり取りが必要となるため、申込手続きはできても入金まで完結できないケースがほとんどです。
一部のファクタリング会社では、土日でも即日入金に対応しているところもありますが、ほとんどは土日祝の対応ができない前提で資金調達を考えておきましょう。
ペイトナーは良くも悪くも10%の手数料だけで利用でき、平日であれば請求書を提出しスグに振り込みがされます。体感で2~3時間といった所です。初回利用時は青色申告書や決算証明、取引先の契約書など他と比べたら比較的少ない資料で登録ができます。土日祝日は休みなので利用できませんが比較的使いやすい所です。
みん評「ペイトナーファクタリングの口コミ・評判」
個人事業主でも即日でファクタリングをしてくれますか?
個人事業主でも、即日ファクタリングは可能です。ただし、個人事業主は法人と比較して「信用度が低い」と見られるため、厳しい審査が行われたり手数料が高く設定されたりする可能性があります。
また、売掛先が個人事業主である場合もファクタリングの利用は難しくなります。
個人事業主がファクタリングを利用する際は、「申込資格を満たしているか?」「必要書類をは不備なく用意できているか?」など、慎重に手続きするよう心がけましょう。
即日ファクタリング|まとめ
即日でのファクタリングは、急に資金が必要になった際に大変便利です。
消費者金融やカードローンなどとは異なり売掛債権を買い取ってもらうため、支払えなくなってしまうリスクもほとんどありません。
ファクタリング会社ごとで利用条件は異なるため、最適なファクタリング会社を選びましょう。
また、資金調達を急ぐ場合は気持ちが焦ってしまい、ファクタリングを装った悪質な業者を利用してしまうリスクもあります。
違法業者は金融庁公式サイトでも確認できますので、信頼できる業者かどうかを慎重にチェックするよう心がけましょう。