ネット証券で投資を始めるには、まずはネット証券の口座を開設する必要があります。投資をはじめたいが、ネット証券の口座開設に必要な書類や、口座開設の手順が分からないという人もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、ネット証券の口座開設における必要書類や申し込みから取引開始までの流れを徹底解説。
人気のSBI証券と楽天証券、LINE証券の特徴と口座開設方法、口座開設にかかる日数を具体的に紹介します。これからネット証券を始める人は参考にしてください。
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ネット証券の口座開設に必要なものとは
ネット証券の口座を開設する際に必要な書類は、主に以下の3種類です。
- マイナンバーカード(個人番号通知書も可)
- 本人確認書類
- 振込先金融機関口座
2016年1月からは、ネット証券の口座開設にマイナンバーの提出が必須になりました。もしマイナンバーカードの発行手続きが完了していない場合は、個人番号通知書と一緒に本人確認書類(運転免許証、日本国パスポート、各種健康保険証、印鑑登録証明書など)を提出することで、口座を開設することができます。
ネット証券の口座開設にかかる期間はどのくらい?
口座開設手続きにかかる期間は、一般的に1~2週間程度です。
口座開設にかかる期間はネット証券によって異なります。早く取引を開始したい場合は、スピーディーに口座開設できるネット証券を選びましょう。
ネット証券の口座開設にかかる期間は最短何日?
ネット証券の中には、最短即日に口座を開設することができるものもあります。
即日に口座開設できるネット証券なら、申し込んだその日のうちに取引を開始することが可能です。即日に口座開設できるネット証券を2つ紹介します。
ネット証券会社 | 即日に口座開設する方法 |
岡三オンライン証券 | 本人確認書類の画像をアップロードにて提出する |
DMM.com証券 | 本人確認書類の画像をアップロードにて提出する |
ちなみに、下記の4つのネット証券は、最短翌日に口座開設することができます。
いずれも口座開設まで期間が短いので、思い立ったらすぐに取引を開始できるのが嬉しいポイントです。
ネット証券の口座開設の流れとは
ここからは、ネット証券の口座開設する際の流れを解説します。基本的に、口座開設は以下の3つのステップで行います。
- 申し込み
- 本人確認手続き&初期設定
- 審査結果が届く
順に詳しく確認していきましょう。
ステップ①公式サイトから申し込む
申し込みは各証券会社の公式サイトから行います。
- 証券会社の公式サイトにアクセスする
- 「口座を開設する」をクリックする
- メールアドレスを登録する
- メールで送られた認証コードを入力する
- 個人情報を入力する
- 規約を確認する
- 口座開設の方法を選択する(ネット/郵送)
証券会社によっては、メールアドレスの登録時に個人情報を登録するものもあります。いずれにしても画面の案内に沿って入力を行えば良いので、誰でも簡単に申し込みを行う事ができるでしょう。
ステップ②本人確認手続き&初期設定
申し込み手続きが完了したら、次は本人確認手続きです。提出する本人確認書類は、マイナンバーカードがおすすめです。マイナンバーカードであれば、それだけで本人確認が済みます。もしマイナンバーカードをお持ちでない場合は、個人番号通知書と運転免許証などの本人確認書類をセットで送る必要があります。
- 「本人確認書類の提出」をクリック
- 提出書類を選択
- 本人確認書類を撮影し、アップロードする
マイナンバーカードも転免許証も持っていない人は、オンライン上で口座開設できません。証券会社から口座開設の手続きに必要な書類が送られてくるので、そちらを記載して返送する必要があります。
ステップ③審査結果が届き次第完了
提出した本人確認書類の審査が完了すると、口座番号や約款、ログインパスワード、取引パスワードなど取引に必要な書類が届きます。公式サイトからログインし、書類に記載されている情報を入力して取引を開始することが可能です。
おすすめのネット証券3選
ここからは、口座開設の手続きが簡単で、申し込みから取引開始までの期間が短いおすすめのネット証券を3つ紹介します。
以下でそれぞれの特徴や口座開設方法、口座開設までにかかる日数を解説します。
「【令和3年最新】初心者におすすめのネット証券会社人気ランキング5選」では、初心者も利用しやすいネット証券を紹介しています。初めて利用する方は、ぜひご覧ください。
SBI証券
引用元:SBI証券公式HP
【SBI証券の特徴】
- 国内株式個人取引シェアNo.1
- 投資情報が毎日無料配信される
- 投資でTポイント等が貯まる&使える
SBI証券は取扱銘柄数が多く、投資初心者も利用しやすいネット証券です。取引時に生じる手数料は業界屈指の低価格です。SBI証券の口座を開設しておけば、投資の幅が広がります。
SBI証券の口座開設の流れ
口座開設には「オンラインでの口座開設」と「郵送での口座開設」の2通りがあります。本人確認書類の提出方法が異なり、郵送で手続きを行う場合は多少時間がかかります。
以下は、SBI証券の口座開設をオンラインで行う際の手続きの流れです。
- 公式サイトから口座開設の申し込みを行い、メールアドレスを登録する
- メールアドレスの認証を行う
- 個人情報を入力する
- 本人確認書類(マイナンバー確認書類+本人確認書類)の写真を撮影し提出する
- 初期設定を行う
- 提出書類の審査完了後、メールで口座開設完了通知を受け取る
メールに口座開設完了通知が届いたら、添付されているURLから取引パスワードを設定し、取引をスタートします。
SBI証券の口座開設にかかる日数
オンラインの場合は、最短で申し込みの翌営業日に口座開設が完了します。郵送の場合は、口座開設申込書を返送してから口座開設するまで10日ほどかかります。
すぐに取引を開始したい場合はオンラインでの口座開設がおすすめです。
SBI証券の口座開設のメリット・デメリット
SBI証券で口座開設を行い取引する際のメリットとデメリットを、以下の表にまとめましたので、ご覧ください。
メリット | デメリット |
・手数料が安い ・株の取扱数が多い ・ゴールドのFTE取引が可能 ・IPO取扱銘柄数が業界トップクラス ・iDeCoの取扱銘柄数が多い ・Tポイントで株が買える&貯まる ・即時入金が可能(提携金融機関のみ) |
・システムトラブルが起きるとすべての取引ができなくなる ・ミニ株(単元未満株)の手数料が若干高い |
SBI証券は圧倒的にメリットのほうが多いです。取り扱われている商品が多いところは、多くの投資家が魅力に感じるポイントです。口座開設や口座管理にかかる費用も無料なので、下記より気軽に申し込んでみてください。
楽天証券
引用元:楽天証券公式HP
【楽天証券の特徴】
- 新規口座開設数業界No.1
- 手数料0円のサービスが多い
- 充実したサポートで投資初心者も安心
取り扱う商品のラインナップが多く、楽天銀行や楽天カードなどと連携しながら投資できる楽天証券は、多くの人が満足できるネット証券です。
お試し感覚で投資できる「ポイント投資」や、投資リスクの少ない「NISA」もあるので、投資初心者でも気軽に体験してみることが可能です。
楽天証券の口座開設の流れ
口座開設には「オンラインでの口座開設」と「郵送での口座開設」の2通りがあります。口座開設までの期間が短い「オンラインでの口座開設」の流れは以下の通りです。
- 公式サイトから口座開設の申し込みを行い、メールアドレスを登録する
- メールアドレス登録確認のメールに添付のURLより、スマホで撮影した本人確認書類(運転免許証または個人番号カード)を提出する
- 本人情報の入力を行う
- 審査完了後、メールでログイン用のIDを受け取る
- 公式サイトの「ログイン」より、IDとパスワードを入力してログインし、初期設定を行う
初期設定完了後、すぐに取引を開始することができます。ただし、本人確認書類として個人番号カードを提出していない人は、マイナンバー登録が必要です。
楽天証券の口座開設にかかる日数
オンラインの場合、本人情報を入力してからログインIDが届くまで1~2営業日です。つまり、最短で申し込みの翌営業日には口座を開設することができます。
郵送の場合、ログインIDが届くのは約5営業日後ですので、申し込みから口座開設まで約1週間と考えておくと良いでしょう。
楽天証券の口座開設のメリット・デメリット
楽天証券で口座開設を行い取引する際のメリットとデメリットを、以下の表にまとめましたので、ご覧ください。
メリット | デメリット |
・楽天ポイントで投資信託が買える ・他の楽天サービスと連携できて便利 ・手数料なしでできる投資が多い ・FX取引を無料体験できる ・取扱商品のラインナップが豊富 |
・IPO投資に弱い ・外国株の取扱数は他のネット証券よりも少ない |
楽天証券は、2020年には新規口座開設者数が業界No.1になるほど今人気が高まっているネット証券です。人気の理由は、手軽さと利便性の高さです。
楽天グループの証券会社であるため、楽天銀行と連携して入出金を簡単に行ったり、カード決済で楽天ポイントを貯めたりすることができます。
初心者でも気軽に投資を始めやすい環境が整っているので、下記よりぜひ楽天証券の口座を開設してみてください。
LINE証券
引用元:LINE証券公式HP
【キャンペーン実施中】
キャンペーンに参加で最大4000円相当キャッシュバック
【LINE証券の特徴】
- 現物取引の買付手数料が0円
- 1株数百円から投資できる
- シンプルなデザインで分かりやすい
20代の投資家から人気のLINE証券は、投資をより身近な存在に感じさせるネット証券です。1株数百円から有名企業の株も投資できる「いちかぶ」が好評です。現物取引と信用取引をスムーズに使い分けて投資することができます。
LINE証券の口座開設の流れ
LINE証券の口座開設は、スマホで完了できます。
- 口座開設の申し込み
- 本人情報入力
- 携帯番号の認証
- 本人確認書類の登録
- 暗証番号の設定
- 口座開設の申し込み完了の通知が届く
審査が完了し口座が開設されると、LINEで通知が届きます。
本人確認書類は、以下のいずれかの組み合わせでの提出が可能です。
- マイナンバー通知カード+運転免許証
- マイナンバー個人番号カード
- マイナンバー入りの住民票の写し+運転免許証
- マイナンバー入りの住民票の写し+健康保険証
マイナンバー個人番号カードまたは運転免許証を持っていない人は、「郵送ハガキの受け取り」で本人確認を行わなければなりません。
LINE証券の口座開設にかかる日数
口座開設の申し込み手続きをスマホで完結した場合、最短で申し込みの翌営業日には口座を開設し、取引を開始することができます。ただし、「郵便ハガキの受け取り」で本人確認をする場合は、申し込みから口座開設まで最短4営業日ほどかかります。
本人確認の方法が郵送であっても、返送する書類がない分、他のネット証券会社よりも早く口座を開設することが可能です。
LINE証券の口座開設のメリット・デメリット
LINE証券で口座開設を行い取引する際のメリットとデメリットを、以下の表にまとめましたので、ご覧ください。
メリット | デメリット |
・LINEから手軽に購入できる ・ローリスクな少額投資が可能 ・投資信託の購入手数料が0円 ・株式の買付手数料が0円 ・LINE Payでの入出金で即時に反映 |
・大きな収益は狙いにくい |
LINE証券は数あるネット証券の中でも、特に口座開設しやすいです。パソコンを用意したり、必要書類を郵送したりする手間がなく、申し込みから口座開設までスマホ1台で完了します。
現物取引の買付手数料が無料で、LINE PayやLINEポイントを使って簡単に取引ができます。ぜひ下記よりLINE証券の口座を開設してみてください。
ネット証券の口座開設は手軽で簡単!投資の前準備をスムーズ化
ネット証券の口座は、早ければ申し込み当日に口座を開設することができます。口座があれば、投資信託の購入やFX、現物取引、信用取引などさまざまな投資をオンライン上でおこなえるので便利です。
この記事紹介したSBI証券と楽天証券、LINE証券はどれも使い勝手が良く人気のネット証券です。口座開設の手続きも簡単で申し込み後、最短翌日から取引を開始できます。
いずれも口座の開設や維持にかかる費用が無料なので、まずは下記より口座開設をしてみてください。