新しくビジネスを始めたい方や、開業したビジネスが伸び悩んでいて資金繰りが難しい方には低金利のビジネスローンがおすすめです。
ビジネスローンを低い金利で活用することで、支出を抑えながらビジネスを進めることができます。
「【最新2021年】ビジネスローンの金利相場と低金利で借りられるおすすめローン5選」では、低金利のビジネスローンをランキング形式でご紹介します。ビジネスローンの金利相場や低金利のビジネスローンを選ぶコツなど、ビジネスローンを選ぶ際に知っておきたい知識を解説していますので、ぜひご覧ください。
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記事内でピックアップしているビジネスローンの中で特におすすめは次の3つです。低金利でローンを借りることができるので、各ローンをタップして詳細をチェックしてみてください。
ビジネスローンの金利相場と低金利で借りられるおすすめローン
ビジネスローンとは
ビジネスローンとは、金融機関の融資の中でも企業の事業資金としての利用を対象とした商品を指します。
そのため、投資や私的利用などの事業目的以外での利用は禁止されています。
ビジネスローンの利用目的として、代表的なのは下記のような項目です。
- 開業資金
- 設備投資
- 運転資金
ただし、中小企業や個人事業主の利用はビジネスローンに限られ、一般的なカードローンを利用する事はできません。
ビジネスローンの金利相場
ビジネスローンの金利相場は下記の通りです。
金利相場 | |
メガバンク | 1%台~14.0% |
地方銀行 | 3.0~15.0% |
信販会社 | 4.0~18.0% |
消費者金融 | 5.0~18.0% |
消費者金融の金利がもっとも高くなっていますので、ご注意ください。メガバンクが現状、もっとも低い金利でお金を借りることができますが、一方で審査が厳しい傾向があります。
ビジネスローンの独自審査とは?基準は甘い?
ビジネスローンは独自の審査基準を設けた金融商品であり、銀行融資と比較すると審査は甘いと言われています。
その理由の1つは金利の高さです。金利が低いと金利による利息収入が少ないため、貸し倒れをした場合はリスクが回避できません。そのため、審査はとても慎重になり、貸付をする相手の選別も厳しくなります。
逆に、金利が高いことで貸し倒れリスクをカバーできるため、審査基準を下げることが可能です。
銀行の融資審査に通らなかった事業者でも、ビジネスローンなら通る可能性があるのも事実です。中小企業や個人事業主にとっては、大きな味方であると言えます。
【金利比較】低金利のおすすめビジネスローンランキング6選
低金利のおすすめビジネスローンをご紹介します。
クレジットカード名 | おすすめ理由 |
アイフル「事業者向けビジネスローン」 | ノンバンク系のビジネスローンの中では最も金利が低い |
GMOあおぞらネット銀行「あんしんワイド」 | いつでもどこでも手数料不要で借り入れられる |
関西みらい銀行「事業者向けフリーローン」 | 金利がとにかく低い |
PayPay銀行 | 審査結果が出るのが早い |
楽天銀行「ビジネスローン」 | 融資上限額が1億円 |
横浜銀行「ビジネスファストローン」 | 最長5年間融資を受けられる |
それぞれのビジネスローンについて、詳しく見ていきましょう。
①アイフル「事業者向けビジネスローン」
AGビジネスサポートが取り扱っているビジネスローンで、金利は3.1~18.0%です。
ノンバンク系のビジネスローンの中では最も金利が低いため、活用しやすいローンです。審査も早く、最短翌日融資が可能な点は評価が高いローンと言えるでしょう。
②GMOあおぞらネット銀行「あんしんワイド」
引用元:GMOあおぞらネット銀行公式HP
「あんしんワイド」は、GMOあおぞらネット銀行口座の入出金データを審査に活用するため、決算書や事業計画書などの書類が不要なビジネスローンです。
創業初期や前年度赤字決算など、他の銀行で借入が難しい方も利用できるチャンスがあります。
口座を持っていない方でも、無償提供しているfreee入出金管理を使い利用中の口座と同期できます。
また、担保や保証人は必要なく、申込から借入、返済まですべてオンライン上で完結するので、忙しい経営者の方でも安心です。
さらに、金利は0.9%から14.0%まで幅広く設定されていますが、審査結果に応じて変動し、最低金利は銀行系ビジネスローンの中でも最も低い水準となっています。
③関西みらい銀行「事業者向けフリーローン」
関西みらい銀行は金利が年4.0~13.5%と低めに設定されています。一方で、融資上限金額は最高300万円とやや低めです。
ビジネスローンとしては理想的な条件ですが、その分審査基準が高いことが予想されます。
銀行系のビジネスローンは融資までに時間を要するため、至急の資金確保でない事業者が挑戦するビジネスローンとも言えるでしょう。
④PayPay銀行
引用元:PayPay銀行公式HP
PayPay銀行が取り扱っているビジネスローンは金利2.8~13.8%で、融資限度額は500万円です。
担保や保証人は不要ですが、法人の場合は2ヵ月分の決算書が必要になります。
個人事業主の場合は必要な書類はなく、すぐに審査結果が出るため利用しやすいビジネスローンです。
⑤楽天銀行「ビジネスローン」
楽天銀行が取り扱っているビジネスローンで、金利は1.475%~の固定金利もしくは変動金利です。
融資上限額が1億円で、多額の融資を受けたい事業者におすすめのローンと言えます。
ただ、ビジネスローンの中では審査が厳しいため、申し込む前に対応できる条件か確認が必要です。
⑥横浜銀行「ビジネスファストローン」
横浜銀行が取り扱っている法人向けのビジネスローンで、金利は2.5~5.0%の固定金利で事業者にとってもありがたい金利です。
融資上限額は1,000万円で、最長で5年間融資を受けられます。
担保や保証人が必要となりますが、非常に高待遇なビジネスローンと言えるでしょう。
ビジネスローンの金利比較表
ビジネスローンの金利比較表を、下記にまとめましたのでご参考にしてください。
金利 | |
関西みらい銀行「事業者向けフリーローン」 | 4.0~13.5% |
楽天銀行「ビジネスローン」 | 1.475%~ |
横浜銀行「ビジネスファストローン」 | 2.5~5.0%(固定) |
PayPay銀行 | 2.8~13.8% |
オリックス・クレジット「VIPローンカードBUSINESS」 | 6.0~17.8% |
アイフル「事業者向けビジネスローン」 | 3.1~18.0% |
オージェイ「無担保融資」 | 10.0~18.0% |
プロミス「自営者カードローン」 | 6.3~17.8% |
東京スター銀行「スタービジネスカードローン」 | 4.5~14.5% |
ビジネスパートナー「スモールビジネスローン」 | 9.98~18.0% |
【個人事業主も】審査の甘いおすすめビジネスローン3選
ビジネスローンの中には、個人事業主でも借りられるものがあります。その中でも審査が甘いと言われ、比較的通りやすいビジネスローンが下記の3つです。
- オリックス・クレジット「VIPローンカードBUSINESS」
- オージェイ「ビジネスローン」
- プロミス「自営者カードローン」
それぞれのローンについて、詳しく見ていきましょう。
①オリックス・クレジット「VIPローンカードBUSINESS」
引用元:オリックス・クレジット「VIPローンカードBUSINESS」公式HP
オリックス社が取り扱っている経営者・個人事業主向けのローンです。最短60分の審査が可能で、担保や保証人も不要なのが嬉しいところ。
非常に借りやすいため、手軽に少額の融資を受けたい人向けのローンと言えるでしょう。
また、オリックスグループが展開しているレンタカーサービスやホテルなどを優待価格で利用できる特典も付いています。
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②オージェイ「ビジネスローン」
株式会社オージェイは、事業用融資のサービスを提供する中小金融機関です。ビジネスローンとして、下記の両方が用意されているため、経営状況に合わせた借入ができます。
- 無担保の融資
- 有担保の融資
ただし、返済期間が最大36ヵ月と短いため、返済の目処がたっている状態で融資を受けなければいけません。
③プロミス「自営者カードローン」
プロミスが提供している自営者限定のビジネスローンです。
即日融資が可能で、事業資金だけではなく、プライベートな資金にも利用できます。
ただし、借入限度額が300万円と多額とは言えないため、少額ですぐに資金が欲しい事業者の方におすすめのローンです。
低金利のビジネスローンを選ぶコツ
低金利のビジネスローンを選ぶコツをランキング形式でご紹介します。
ビジネスローンを選ぶコツは、次の3点です。
1位.上限金利の低さで選ぶ
2位.借入や返済がしやすいかで選ぶ
3位.融資限度額の大きさで選ぶ
それでは各項目について詳しく説明します。
上限金利の低さで選ぶ
まず確認したいのは、上限金利です。ビジネスローンは、通常の融資よりも審査が厳しくないため、金利が高くなります。
上記で説明した金利相場のように、借入先によっては金利が異なります。上限金利が高い借入先を選んでしまうと、返済が厳しくなる可能性が高くなるでしょう。
また、最低金利をみてローンを選んでしまう人が多いですが、大事なのは上限金利です。必ず上限金利をチェックして選ぶようにしましょう。
借入や返済がしやすいかで選ぶ
ビジネスローンを選ぶ際は、借入や返済がしやすいものを選びましょう。
借入や返済がしやすいローンとは、具体的に下記のようなものです。
- 担保や保証人が必要ない
- WEBで全てが完結
- 融資までのスピードが早い
借入や返済が難しいものを選ぶと、融資や返済のタイミングが遅れてしまい、自分の事業に影響を与える可能性があります。
出来るだけスムーズに返済や借入ができるローンを選びましょう。
融資限度額の大きさで選ぶ
ビジネスローンの融資限度額も選ぶ上では重要です。
ビジネスローンの限度額は、銀行融資などと比較するとそこまで高くありません。平均は500万円前後で、多くても1,000万円前後と多額の金額を借りることは難しいです。
より多額の資金を借入したい人は、限度額をチェックして希望の金額に足りているか、確認してから申し込むようにしましょう。
ビジネスローンの金利を安く抑えるポイント
金利を安く抑えるためには、チェックすべき項目があります。ビジネスローンの金利を安く抑えるべきポイントは、下記の4つです。
- 担保を用意する
- 毎月の返済額を多めに設定し、短い期間で返済する
- 融資を限度額まで借りる
- キャンペーンを利用する
それぞれのポイントについて、詳しく説明します。
担保を用意する
ビジネスローンは基本的に無担保・無保証で借りることが可能ですが、中には担保が必要なものや担保を提示すれば許可してくれるものもあります。
ローンの金利は担保や保証人を用意することで下がるため、金利を抑えたいのであれば担保を用意することを検討してみましょう。
担保としてよく使われるのは不動産であり、不動産を担保に用意できれば金利を安くすることができます。
企業自体だけではなく、経営者や役員個人の不動産を担保にすることができるため、短期の借入の際は担保を用意してみるのも1つの手段です。
毎月の返済額を多めに設定し、短い期間で返済する
毎月の返済額を多めに設定して、短い期間で返済することも金利を安く抑える1つの手段です。
金利が高くても返済額を多めに設定することで、金利の支払い回数が減るため、金利の総額を少なくすることができます。
そのため、借入を実施する前から返済額を多めに考えて返済していくこともおすすめです。
融資を限度額まで借りる
融資してもらう金額を、限度額いっぱいまで借りるのも金利を安く抑える1つの手段です。
ローンの金利は借入額が多いほど低く、少ないほど高く設定されています。そのため、多い金額を借りた場合は、それだけ金利を低く抑えることが可能です。
一方で、自分が必要とする金額以上を借りてしまうと、必要ない利息を支払うことになります。
金利を意識するあまり、余計な利息を増やしてしまうのは本末転倒です。事業に必要な金額の中で、最大限借りるポイントを抑えて金利を抑えましょう。
キャンペーンを利用する
ビジネスローンの中には、下記のようなキャンペーンを実施しているものがあります。
- 低金利キャンペーン
- 〇日間無利息キャンペーン
タイミングがあった場合は、そういったキャンペーンを活用することで金利を抑えることができます。
ビジネスローンを探す際は、キャンペーンの有無もチェック項目にして選ぶことがおすすめです。
低金利のビジネスローンを借りる際の注意点
ビジネスローンを低金利で借りる際に抑えておくべきポイントがあります。低金利のビジネスローンを借りる際の注意点は下記の通りです。
- 審査が厳しいので準備を万全にして申し込む
- ビジネスローンには複数申し込む
それぞれの項目について詳しく解説します。
審査が厳しいので準備を万全にして申し込む
ビジネスローンを活用する際に重要なのは、ローンの審査に通ることです。審査が通らなければ、そもそも資金を手に入れることができません。
ローンの審査は金利が低いと厳しくなるため、低金利のローンに申し込むのであれば入念な準備を行いましょう。
- 提出書類の不備がないようにする
- 事業計画書や返済計画などが必要な場合は、将来性や計画性をアピールする
書類などの不備があると、その時点で断られてしまうことがあります。必要な書類や記載事項などは、複数人でチェックして抜け漏れがないようにしましょう。
また、記載事項は長すぎると読みにくいため、端的に記載する必要があります。相手が審査しやすい内容で正確にアピールしましょう。
ビジネスローンには複数申し込む
ビジネスローンは複数申し込むようにしましょう。1つのローンに絞って申し込んでしまうと、そのローンがダメだった際に次のローンを検討するための時間がかかってしまいます。
申し込む予定のローンを3つ程度に選別して、申し込みを開始しましょう。
また、低金利のビジネスローンに申し込む際は、高金利のものにも同時に申し込むのも1つの手段です。
ビジネスローンへの申し込みを検討している企業としては「出来るだけ早く資金が欲しい」と、経営が困難状況になっていることも少なくありません。
その場合、金利が低く審査が厳しいローンに申し込み、審査落ちしてしまった結果、資金調達が間に合わないことがもっとも恐るべきリスクです。
「申し込んだけど、審査がダメでまたローンの選び直しからスタートだ」という事態にならないようにも、高金利のローンに申し込む準備も進めておきましょう。
まとめ:要点を押さえて、自身に合ったローンを選びましょう!
ビジネスローンには様々な種類があり、低金利で借入ができるローンで借入するためには抑えるべきポイントがあります。
担保の有無や借入のしやすさなどを検討して、希望にあった低金利ローンを選びましょう。よりお得にローンを活用するためにも、キャンペーン情報なども収集しておくことも大事です。
低金利のビジネスローンは、消費者金融などのローンに比べて経営を圧迫せずに借りることができます。うまくビジネスローンを活用して、事業のさらなる発展を目指しましょう。
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ビジネスローンの金利相場と低金利で借りられるおすすめローン