審査の甘いビジネスローンをお探しではありませんか?
情報に不安があり、借入れできるか不安に感じている人は、審査基準が甘いビジネスローンを早々にチェックしておきたいと思いますよね。
この記事では、審査が甘いと言われるビジネスローンの見分け方をお伝えした上で、おすすめのビジネスローンを紹介します。
また、審査の甘いビジネスローンの見分け方についても解説します。選ぶ基準が分かれば、自分が求めるビジネスローンを絞り込みやすくなることでしょう。
審査の甘いビジネスローンをチェックしておきたい人は、参考にしてみてください。
審査の甘いビジネスローンの見分け方
まずは、確実に資金を調達するためにも、審査に通りやすいビジネスローンを見分けるポイントを押さえましょう。
審査に通りやすいビジネスローンを見分けるポイントは、主に以下の5つです。
- 大手金融会社ではなく中小金融機関
- 上限金利が高い
- 事業者向けのローンサービス専門である
- 証書型のビジネスローン
- 有担保ローンがある
ポイントを押さえることで、数多くあるビジネスローンの中から絞り込んで選択することができます。
大手金融機関ではなく中小金融機関
大手の金融機関よりも中小の金融機関のほうが、審査に通りやすい傾向にあります。
大手消費者金融は、申込者個人や企業の信用情報を点数化し、融資するか否かを判断する「スコアリングシステム」を採用していることがほとんどです。
スコアリングシステムでは、個人信用情報機関に登録されている情報や企業の業績など、過去の情報をもとにAIが審査の合否を判断します。
AIが審査を行う関係上、特定の基準による公平な審査が行える反面、信用情報や企業の業績に問題があるとほとんど審査に通りません。
一方、中小の消費者金融では人間が審査を行うことが多いため、柔軟に対応してもらいやすいの特徴です。
審査は、申込書に記載された内容や個人の人柄も考慮に入れて行われます。大手消費者金融の審査に落ちた場合でも、融資を受けられる可能性があります。
もし、審査に不利になるような実績や過去があるのであれば、最初から中小金融機関に的を絞るのも有効な方法です。
上限金利が高い
金利の上限が高いビジネスローンは、審査に通りやすい傾向にあります。金利を高く設定することで、貸し倒れが発生した場合のリスクに備えているのです。
貸し倒れとは、資金を貸し付けた事業者が倒産などにより返済不能に陥るケースのこと。貸し倒れが発生しても、金利を高く設定していれば、利息で回収できる割合を増やせるということです。
ただし、金融商品の金利には金融庁により一定の基準が定められています。以下の基準を超えるような金利を設定している金融機関は、違法業者である可能性が高いので注意しましょう。
- 借入金額10万円未満:最大20%
- 借入金額10万円以上100万円未満:最大18%
- 借入金額100万円以上:最大15%
審査に通りやすい金融機関を求めるあまり、金利が20%を超える違法な金融商品に手を出さないよう気を付けてください。
出資法で定める上限金利は年20%です。これを超える利息は出資法違反となり罰則の対象となります。借入れの際には、利息が年20%を超えていないかどうか確認してください。
引用:金融庁「違法な金融業者にご注意!」
事業者向けのローンサービス専門である
ビジネスローンを専門に扱う金融機関は、審査に通りやすい傾向にあります。
ビジネスローンに特化しているからこそ、豊富なノウハウから貸し倒れによるリスクなどを適切に見極めることができます。
一方、さまざまな金融商品を取り扱う金融機関は、ビジネスローンとしての融資実績は少なく、審査は慎重に行われます。信用情報に多少の問題があった場合、少しのリスクも抱えたくないので、はじかれる可能性は高いでしょう。
信用情報に不安がある方は、ビジネスローンに特化した金融機関の中から選択すると良いです。
ローンタイプ~証書型のビジネスローン~
ビジネスローンには借入金を一括で融資してくれる「証書型」と、融資可能額の範囲内で繰り返し借入れができる「カードローン型」があります。
カードローン型よりも、少女型のビジネスローンのほうが審査に通りやすい傾向にあります。
カードローン型は状況に合わせて必要な金額を借りられる上に、証書型よりも返済利息を抑えることが可能です。
ただし、カードローン型は原則として、AIが審査をするスコアリングシステムを採用しています。スピーディで公平な審査が可能ですが、融通は利きません。
一方、人の手で行われる審査を採用する証書型は、担当者の経験や面談での印象によって結果が変わることもあります。そのため、スコアリングシステムよりも通りやすい傾向が見られます。
審査に通りやすいビジネスローンを求めているのであれば、人の手で審査される「証書型のビジネスローン」がおすすめです。
有担保ローンがある
有担保ローンがある金融機関では、担保を用意することで審査に通りやすくなります。担保があれば貸し倒れが発生しても、担保を売却することで債権を回収できるからです。担保となるのは不動産が一般的ですが、預金や有価証券が担保になる場合もあります。
有担保ローンの特徴は、無担保ローンよりも金利手数料が低い、限度額が大きいことです。
特に、不動産は担保としての価値が高いため、用意できれば審査を有利に進められます。審査に時間がかかりやすいので、その点だけ注意しておきましょう。
審査の甘いビジネスローン5選
審査に通りやすいビジネスローンの見分け方を押さえたところで、審査に通りやすいと言われているビジネスローンを9つ紹介します。
一般的に銀行系のビジネスローンより、独立系の会社で借りられるビジネスローンの方が独自審査基準を設けていることもあり審査が甘いと言われています。
会社・商品名 | 金利 (実質年率) | 融資額 |
---|---|---|
AGビジネスサポート 「ビジネスローン」 | 年3.1%~年18.0% | 50万円~1,000万円 |
プロミス 「自営者カードローン」 | 年6.3%~年17.8% | 〜300万円 |
アコム 「ビジネスサポートカードローン」 | 年12.0%~年18.0% | 1万円~300万円 |
オージェイ 「ビジネスローン」 | 年10.0%〜年18.0% | 30万円~1億円 |
オリックス・クレジット 「VIPローンカードBUSINESS」 | 年6.0%~年17.8% | 〜300万円 |
AGビジネスサポート「ビジネスローン」
AGビジネスサポートは消費者金融系のビジネスローンで、銀行融資の審査に落ちた方でも柔軟に対応してくれることで人気の会社です。
上限金利は年18.0%ですが、下限金利は年3.1%とノンバンク系のビジネスローンにしては低めに設定されています。
また、ビジネスローンではありますが、事業資金の範囲内であれば借り入れた資金の使い道は自由なので、手軽に利用することができます、
緊急で資金が必要になった際でも最短即日で審査が完了し借入まで可能なので、まずはオンラインで申込をしてみましょう。
借入額 | 50万円〜1,000万円 |
---|---|
金利 | 年3.1%~年18.0% |
融資スピード | 最短即日融資 |
申込み条件 | 法人または個人事業主 ※法人:75歳まで ※個人事業主:69歳まで |
プロミス「自営者カードローン」
大手消費者金融として有名なプロミスも、個人向けカードローンだけでなくビジネスローンの取り扱いをしています。
ただし、プロミスのビジネスローンは個人事業者のみが対象で法人は借入することができない点に注意しましょう。
融資限度額は300万円ですが、事業資金に限らずプライベートな資金にも利用することが可能なため、収入が安定しない個人事業主の方にとっては安心できます。
また、プロミスのビジネスローンはカードローン型なので、一度契約しておけば利用限度額の範囲内で何度も借入ができます。
借入れ可能限度額 | 300万円 |
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金利 | 6.3~17.8% |
融資スピード | 最短即日 |
申込み条件 | 年齢20歳以上、65歳以下 自営者 |
アコム「ビジネスサポートカードローン」
アコムの「ビジネスサポートカードローン」は限度額最大300万円で、借入限度額内なら何度でも利用できるビジネスローンです。
プロミスのビジネスローンと同じく法人は借入でませんが、個人事業主であれば総量規制対象外なので年収の3分の1を超えた借入が可能です。
ただし、下限金利が12%と相場に比べて高く設定されているため、短期間で少額だけ借入したいという方に向いているビジネスローンといえます。
借入れ可能限度額 | 300万円 |
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金利 | 12.0~18.0% 融資額100万円以上の場合は、12.0~15.0% |
融資スピード | 最短翌日 |
申込み条件 | 業歴1年以上の個人事業主 アコムの基準を満たすこと |
オージェイ「ビジネスローン」
オージェイは事業用資金の融資を専門とする貸金業者です。
一般的なビジネスローンである「無担保融資」は法人・個人事業主どちらも借り入れることが可能で、最低30万円から最高1億円までローンを組むことが可能です。
以上のように、オージェイのビジネスローンは審査に通りやすい条件がそろっているといえるでしょう。
ただし、返済期間が最長36ヶ月と短いので、融資を受ける場合は返済計画を綿密にたてる必要があります。
借入れ可能限度額 | 300万円 |
---|---|
金利 | 12.0~18.0% 融資額100万円以上の場合は、12.0~15.0% |
融資スピード | 最短翌日 |
申込み条件 | 業歴1年以上の個人事業主 アコムの基準を満たすこと |
オリックス・クレジット「VIPローンカードBUSINESS」
「オリックスVIPローンカード BUSINESS」は、信販会社のオリックス・クレジットが提供しているカードローン型のビジネスローンです。
最短60分のスピード審査で、平日14:30までに契約完了で最短即日の融資を受けることができます。
担保・保証人不要で日本全国のCD・ATMで利用できるので、手軽に少額の融資を受けたい人におすすめです。
またVIPローンカードBUSINESSは、事業資金だけでなくプライベートにも利用できます。万が一の備えとしてもっておくのもいいでしょう。
運転資金やつなぎ資金、仕入資金、納税資金などの事業性資金だけでなく、プライベートでもご利用いただけます。1枚あるとビジネスの安心につながります。
引用:オリックスクレジット公式サイト「VIPローンカードBUSINESS(ビジネスローン)」
借入れ可能限度額 | 500万円 |
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金利 | 6.0~17.8% |
融資スピード | 最短即日 |
申込み条件 | ・業歴1年以上の個人事業主 ・法人格を有する事業の代表者 |
ビジネスローンの審査に通りやすくする5つのコツ
- 難易度の低いビジネスローンを選ぶ
- 借り入れ希望金額を低めにしておく
- 税金の未納・滞納に注意する
- 申し込みには虚偽の内容を書かない
- 銀行ではなく消費者金融系のビジネスローンの利用を考える
難易度の低いビジネスローンを選ぶ
当然ですが、審査に通りたいのであれば審査基準が低いビジネスローンを選ぶことが重要です。
前述した通り、一般的には大手の金融機関よりも中小の金融機関の方が、審査基準が低い傾向にあります。
また、ビジネスローンを専門的に扱う金融機関の方がノウハウやデータが蓄積されているため、審査を柔軟に行ってくれるでしょう。
- 中小消費者金融
- 大手消費者金融
- 信用金庫
- 第二地方銀行
- 第一地方銀行
- ネット銀行
- メガバンク
ビジネスローンを選ぶ際は、金融機関の規模や取り扱っているローン商品を考慮することがポイントです。
借入れ希望金額を低めにしておく
融資の申し込みの際に借入れ希望金額を高めに設定すると、審査が厳しくなる傾向にあります。借入金が多いほど、借入先も慎重になるのは当然です。
審査を通過したいのであれば、はじめは必要最低限の金額で申し込みましょう。
最初は借入金額が少なくても、返済をしっかりと行い返済実績を積み上げることで、借入金額の増額を申し込めるようになります。
まずは、少額の借入れからスタートし、信用を築いて借入れできる金額を増やしていくことをおすすめします。
税金の未納・滞納に注意する
ビジネスローンでは、個人の信用情報や事業者の業績のほかに、税金の支払いが滞りなく行われているかどうかも審査対象になることが多くあります。
税金の未納や滞納があると、不信感を抱かれやすく審査に落ちる可能性が高まります。
特に、銀行は税金を滞納している事業者に対して融資することはほとんどありません。
税金の滞納は、社会的な信用度を下げてしまる要因となります。
今後の事業の運営にも支障が出るのは明確です。
必要な時にビジネスローンを借りられるよう、税金は普段からしっかりと納めるようにしましょう。
申し込みには虚偽の内容を書かない
審査を有利に進めるために申込書に虚偽の内容を書くことは逆効果です。申込書の内容が真実と異なると分かれば、信用を大きく損ないます。
特に、個人情報や勤務先、他社での借用、年収は正確に申告するようにしましょう。
嘘を申告しても、信用情報や在籍確認(勤務先への電話)などですぐにバレてしまいます。
意図的でなくとも申込書や決算書に記載ミスがあると、虚偽の申告をしたのではと疑われ、信用を失いかねません。
ビジネスローンの申し込みを行う際には、申込書や決算書に不備がないことを念入りに確認しましょう。
銀行ではなく消費者金融系のビジネスローンの利用を考える
銀行系のローン商品は金利が低い分、審査が厳しいのが特徴です。
貸倒リスクが起きた時、利息分でカバーするのが難しいため、審査の基準を厳しくすることで、容易に貸倒を引き起こさせないようにしています。
そのため、銀行系では金融対象を信用情報が優良な企業に絞っているところがほとんどです。
一方で消費者金融系のビジネスローンは、銀行から融資を断られた企業も融資対象にしており、銀行系よりも審査が通りやすいケースもあります。
まずは銀行系のビジネスローンに申し込んでみて、審査に通らないようなら消費者金融系のビジネスローンに申し込むといった方法もおすすめです。
審査の甘いビジネスローンを求めるなら事業融資専門の金融機関から申し込もう
審査の甘いビジネスローンをお探しの人は、中小金融機関を検討するようにしましょう。大手金融機関よりも融通が効きやすく、柔軟に対応してもらえる傾向にあります。
さらに、幅広い金融商品を扱っている金融機関よりも、ビジネスローンに特化した金融機関のほうがおすすめです。これまでのノウハウや実績から、適切に見分けるので、融資を受けられる確率は高くなります。
この記事で紹介した、審査に通りやすいビジネスローンの見分け方や審査に通るためのコツを押さえておけば、事業用融資を受ける際に役立つでしょう。